今年のGoogle IOは完全にAIに注力された。同社は水曜日、製品全般にわたる多数のAI搭載機能を発表した。この検索大手は、更なるリリース前に反応を得るために、人々がこれらの実験に参加しAI搭載機能をテストできるような新しいページGoogle Labsも立ち上げた。
Google Labsのホームページでは、現在4つのプロジェクトをチェックできる。AI搭載Google検索機能、Google WorkspacesでのAI、Tailwind – よりスマートなメモ作成に関する同社の新しいプロジェクト、テキストプロンプトを使用して音楽を生成することができるMusicLMという新しいツールがある。それぞれのプロジェクトに関する詳細を学ぶか、待ちリストに登録して試すことができる。
Googleは、近々限られた実験を展開することを発表した。これには、検索トピックのサマリーを与えたり、それらについてもっと掘り下げるためのプロンプトを出すSearch Generative Experience (SGE)の検索機能を強化することが含まれる。コーディングの問題をJava、Go、Python、Javascript、C++、Kotlin、shell、Docker、Gitなどの言語で直接検索バーからユーザーを支援してくれるCode Tipsも提供する予定である。「Add to Sheets」では、バケーションの提案などの検索結果をGoogle Sheetに直接埋め込むことができるようになる。
現在、サーチラボは米国と英語でのみ利用可能となっている。また、多くの実験に参加するためには18歳以上である必要がある。Google Labsは、ウェブサイトまたはGoogleアプリのLabsアイコンを介してアクセスできるようになっている。
AI実験のための新しいLabsページを開設する以外に、GoogleはBardチャットボットの待ちリストを解除し、日本語と韓国語に対応して180カ国のユーザーに利用可能にした。
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