Googleは、新しい透明性センターを開設し、ユーザーが製品ポリシーについてより詳しく学べるようになるよう取り組んでいます。この中央ハブは、既存のリソースとポリシーを収集し、Googleがそれらを作成および施行する方法に関するユーザーへの情報提供を行います。
新しいハブにより、ユーザーはGoogleのポリシー開発プロセス、透明性レポート、製品やサービスによるポリシー、および報告ツールについてさらに詳しく学ぶことができます。
「オンラインの脅威の状況が変化するにつれて、当社のポリシーも進化し、プラットフォーム上での悪用を防ぐのに役立っています」と、GoogleのVP of Trust and Safetyであるデイヴィッド・グラフはブログ記事の中で述べています。「また、当社の製品の利用方法が異なるため、各プラットフォームに合わせてポリシーを調整しており、皆さまに安全かつ前向きな体験を提供することを目指しています。透明性センターでは、ポリシー開発プロセスの詳細やポリシーの施行方法、製品やサービスごとの各ポリシーについて学ぶことができます。」
Googleは十数年前から透明性レポートを公開し、政府の政策が情報へのアクセスに与える影響をユーザーに示してきました。ユーザーは透明性レポートにアクセスして、Googleの透明性レポートに関する詳細情報や、同社が製品全体にわたりポリシーを施行している方法、それらをすべて表示する場所についてさらに読むことができるようになりました。
透明性センターには、Googleのサービス全体で有害なコンテンツを報告し、申し立てを行う方法をユーザーが見つけるための専用ページがあります。
このハブには、Googleが安全を確保するために行っているアクションの統計情報も含まれています。たとえば、ハブのホームページには、2022年にGoogleが詐欺からユーザーを保護するためにGoogle製品全体で52億件の悪質な広告をブロックしたことが記載されています。また、2022年下半期には、コミュニティガイドラインに違反したYouTubeの動画を1100万本以上削除しました。同じく2022年下半期には、GoogleはCSAM(児童に対する性的虐待物)に関連する報告があった437,000以上のURLをGoogle検索結果から削除しました。
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