この夏のGoogle Pixel Tabletの発売に続いて、GoogleはGoogle Playストアを更新し、大画面デバイス向けのアプリをより良く紹介すると述べています。これにより、Googleは改善されたアプリリストページ、ランキングおよび品質の向上、スムーズなナビゲーション、分割画面の検索体験により、ユーザーがタブレット向けの高品質なアプリを見つけやすくなります。
まず、ゲームの新しいストアリストページには、利用可能な場合はページの上部にビデオバナーが含まれ、ユーザーはゲームプレイの感触をより良く理解することができます。さらに、アプリおよびゲームの詳細ページは、タブレットデバイス上で見栄えが良くなるように再構成され、開発者のコンテンツをスクロールせずに確認できるようになります。
しかし、Androidアプリ開発者にとっての大きなニュースは、Googleがアプリとゲームの検索結果やアプリ・ゲームのホームページ、他のキュレーションコレクションでのランキング方法を変更し、タブレット向けの「品質の高い」アプリの開発を推進していることです。
つまり、Googleの大画面アプリのガイドラインに従うアプリのほうが、そうでないアプリよりも高いランキングを獲得するようになります。
Googleによれば、この変更により、ユーザーはうまくリサイズされ、レターボックスにならず、縦向きと横向きの両方に対応したアプリを見つけやすくなります。
また、Google Playストアの注目セクションにも、この要素が考慮され、エディターの選択や他のキュレーションコレクションや記事など、主要なスポットに表示されるようになります。
さらに、Googleは、特定の技術ガイドラインを満たさないアプリやゲームの可視性を低下させるために、元々設計された「技術的品質基準」を、大画面デバイスにも拡張しています。つまり、ユーザーが8％のエラー率や8％のANR（レスポンスなしのアプリケーション）率を認識した場合、警告が追加され、可視性が低下します。これらの変更は8月末に展開される予定です。
一方で、Googleのコンテンツ品質ガイドラインに従い、大画面デバイスをサポートするアプリやゲームは、Playのホームページ上でより大きなスクリーン領域を占めることになります。
ストアのナビゲーションに関しては、GoogleはTop ChartsとCategoriesセクションをApps and Gamesホームに移動しました。そして、タブレットやChromebookでは、子供と共有されることが多いため、子供向けのエクスペリエンスを主要なタブとしました。
タブレットユーザーはまた、大画面で検索結果やアプリの詳細を並べて表示できる分割画面検索機能を利用することができます。
これらの変更は、数週間以内に展開される予定だとGoogleは述べています。
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