WhatsAppは、GoogleのWear OSを搭載したスマートウォッチ向けの独立アプリをようやく公開しました。長い期待と数ヶ月にわたるベータテストの後です。
昨日、Meta CEOのMark Zuckerbergが、Wear OS向けのWhatsAppアプリのローンチを発表しました。このアプリでは、接続されたスマートフォンを持っていなくても、新しい会話を開始したり、メッセージに返信したり、VoIP通話を行ったりすることができます。
今日から世界中のユーザーに提供が開始されるこのアプリは、Wear OS 3を搭載したスマートウォッチと互換性があります。ユーザーは、テキストや音声メッセージ、絵文字、迅速な返信を手首から直接送受信することができます。
Googleは5月の開発者向けイベントで、WhatsAppのWear OSアプリのリリースを発表しました。このアプリは最初にベータ版としてリリースされ、公開はまもなく予定されていました。
そのI/Oキーノートでは、Googleはさらに、SpotifyやPelotonなどのサードパーティ企業による新しい改良されたWear OSアプリを披露し、Google Home、Gmail、Calendarなど自社アプリの更新も発表し、Wear OSベースのスマートウォッチに最新のエクスペリエンスを提供しました。
一方、AppleのwatchOSには現在、独立したWhatsAppアプリはありません。これにより、Apple Watchユーザーはメッセージを送信したり、WhatsAppを通じて通話をするといったネイティブなオプションが制限されています。ただし、iPhoneからの通知設定を適切に有効にしていれば、Apple Watchの画面で受信したメッセージを確認し、応答することは可能です。それにもかかわらず、Apple Watchはしばらくの間、全体的なスマートウォッチ市場を席巻し続けています。
GoogleはWear OSの改善に努め、新たなメーカーを迎え入れ、新しいアプリとエクスペリエンスをプラットフォームに提供することで、Apple Watchの支配に対抗しようとしています。Androidメーカーは、Wear OSがグローバルで最も成長しているスマートウォッチプラットフォームであることをI/Oキーノートで宣言し、2021年のWear OS 3のリリース以来、5倍の成長が記録されたと述べました。
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