ノーコード・スタートアップのSoftrは、既存のデータからアプリを構築することができます。火曜日に、同社がGoogle Sheetsを統合リストに追加したことを発表しました。
これまで、SoftrはAirtableデータベースに注力していましたが、Googleのスプレッドシート製品からのデータへの対応を開始したことで、潜在的な顧客の範囲が広がる可能性があります。CEOのMariam Hakobyanは、その拡大以前から、TechCrunch+に対して、同社は2021年12月から2022年12月までに年間繰り返し収益を3倍に増やしたことを語っています。
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Softrの急速な収益拡大は、テック界が全てのことをAIに見向きもしなくなったように見える中、他の分野で進められている仕事にも注目する必要があるということを思い起こさせます。
しかし、AIとノーコードの間には興味深い関係があります。どちらも人間の能力を拡張する可能性があります。AIのツールは、デジタルで忙しい人々にとっての第二の脳のように働くことができ、ノーコードのサービスも、非開発者が自分の仕事を完了するために必要なツールを構築することができます。両方の場合、新しいテクノロジーの開発のジャンルは、一般の人々がより多く、より迅速に、そして低コストで多くのことを行える可能性があります。
現代のAIツールとノーコードが共有するもう一つの特徴は、アクセシビリティです。Softrは、例えば、Airtableに特化していたサービスであったにもかかわらず、2022年に登録ユーザー数を35,000から150,000まで増やしました。AI側では、現代のLLMツールに対する市場需要がどれだけあるかを再度説明する必要はありません。
ここでは、最後に同社を取り上げた時からのSoftrの進歩を掘り下げ、よりアクセスしやすいソフトウェアを構築する方法としてのノーコードの進展について学びましょう。
Softr、ノーコード、そして一般の人々を力付けること
ソフトウェアを構築する企業のエンジニアリングやプロダクト組織の一部でない人々に、自分たちのニーズに合ったソフトウェアを作るのにどれくらい時間がかかるかを聞いてみましょう。ジラのチケットの冗談を言わなくても、みんながその答えを知っているでしょう。また、ある程度、標準的な状況は理にかなっています。非開発者の従業員が必要とするのは、しばしば非常に基本的なソフトウェアです。高価なエンジニアが会社の中核事業に注力する必要があり、内部ツールには注力できないのです。
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