MealMeは、食品や小売りの注文を消費者向けアプリやウェブサイトに統合する統一されたAPIで、木曜日にシリーズAラウンドで800万ドルの資金調達を確保したと発表しました。新たに調達された資本により、これまでに集めた総額は1600万ドルに達しました。
2019年にローンチして以来、MealMeはいくつかの変更を経ています。当初は、レストランや食料品店からのデリバリーの最良の取引を見つけるための消費者向けアプリとして設計されていました。その後、MealMeアプリを介して直接食品を注文することが可能に進化しました。
同社は現在、完全にB2Bモデルに移行し、他の企業がアプリケーションやウェブサイトに注文技術を統合するためのAPIを提供しています。企業がMealMeのAPIを統合すると、リアルタイムの製品価格や入手可能性にアクセスでき、顧客が地元の店舗から製品を注文できます。
共同創業者で社長のマシュー・ブッシュナーはTechCrunchに語りました。「当初は消費者アプリに店舗からの注文を追加するために自社用にAPIを構築し、その後、自社のアプリの成長を続けるか、B2Bに転換して、メニューと在庫を取得し、注文を店舗に送信するためのインフラ層となれると気づいた」と。
ブッシュナーは、埋め込みコマースの成長傾向を見て、同社が転換を行ったと説明し、これは基本的に既存のプラットフォームにeコマース機能を統合することを指します。これにより、企業は既存のプラットフォームを通じて顧客に直接製品を提供することが可能となります。
「全てが埋め込まれる時代が来るでしょう。車、テレビ、既存のソーシャルネットワーキングアプリ、AIベースのアシスタントからも注文が可能になり、消費者に直接つながるプラットフォームから店舗やマーケットプレイスへと接続するインフラ層が必要です。私たちがこれから何年も埋め込みに関するあらゆる分野の最先端になると思います」と述べました。
シリーズAラウンドは、Mercury Fundをリードし、GaingelsとPalm Drive Capitalなどの既存の投資家も参加しました。
新たな資本を使用して、同社はマーケティング活動を強化し、チームを拡大して、エンタープライズ顧客に向けた開発者サポートを向上させる予定です。食品の注文とデリバリーに加えて、同社は幅広いeコマースやAIなど、他の分野への拡大に焦点を合わせる予定です。
元記事はこちら