>Twiiter(ツイッター)は、プラットフォーム上で検証済みの組織が求人リストを自社プロフィールに投稿する機能を準備しているようだ。このSNS大手は、公式の@TwitterHiringアカウントも作成しているが、まだ何もツイートしていない。
Twitterはまだ求人リスト機能を公式に発表していないものの、一部の検証済みの組織は既に自社のTwitterバイオ下に求人リストを投稿することができている。応募者は求人リストから直接会社のウェブサイトに移動し、ポジションについて詳細を学び、応募することができる。
アプリの研究者であるNima Owjiはスクリーンショットを公開しており、その機能は「Twitter Hiring(Twitter採用)」と呼ばれていると報じられている。スクリーンショットによると、Twitterはこの機能を検証済み組織が求人に人材を集める手段として説明している。検証済み組織は自社プロフィールに最大5つの求人ポジションを追加することができる。
スクリーンショットによれば、Twitterは検証済み組織がサポートされているATS(応募者追跡システム)やXMLフィードに接続することで全ての求人情報をプラットフォームにインポートすることができることも示している。これにより、組織は数分でリストをTwitterに追加することが可能となる。
この動きは完全な驚きではなく、Twitterのオーナーであるイーロン・マスクは5月にその機能を示唆していた。ユーザーがTwitterに出会い系機能を実装するよう提案した後、マスクは応えた:「面白いアイデアだね、仕事もね♪」。
この新機能により、TwitterはLinkedInやIndeedなどの人気企業に対抗する意図が伺える。なお、Twitterは5月にジョブマッチング技術スタートアップのLaskieを買収しており、それはマスクがこのアプリを購入して以来の初めての買収であった。この買収が、SNS大手がこの機能を開発・提供するのに役立った可能性もある。
検証済み組織は求人リスト機能に追加料金を支払う必要はないようだ。メディア企業Workweekは求人リスト機能にアクセス可能であり、同社のCEO Adam Ryanはこの機能がTwitterの「Verified for Organizations」パッケージ(月額1000ドル)に含まれていると述べている。
Twitterユーザーは既にツイートを通じて求人を投稿しているが、新機能により企業はプラットフォーム上の広範なユーザーベースに簡単に応募者にアプローチできるようになる。
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