愛を囁くAI「ChatGPT Pleasure Companion」がロベンセ社から登場
ロベンセ社といえば、遠隔操作可能な性具でよく知られていますが、今週、同社は新たな性技術「ChatGPT Pleasure Companion」を発表しました。この製品名はかなり長くなっていますね。同社のリモコンアプリのベータ版で発売された「Advanced Lovense ChatGPT Pleasure Companion」は、選んだテーマに基づいてクリエイトされるジューシーでエロティックなストーリーを味わうことを提案しています。辛辣なファンフィクションが好きな人にとって、これ以上のものはないでしょう。選んだテーマに応じて、Companionはストーリーを朗読しながらLovenseのおもちゃを制御します。「マルチメディア」という言葉を発明した1990年代のマーケターが思い描いたものとは言えませんが、とりあえずこの流れに乗ってみましょう。
この技術は非常にクレバーです。パラメーターを設定すると、数秒後に声があなたを遠い異国へと連れて行ってくれます。使用者は、どのような種類のストーリーを望むか（ロマンチックなもの、官能的なもの、ジューシーなもの、スパイシーなもの）、主人公と物語の舞台となる場所を選択することができます。
例えば、遠い銀河で夕日に向かって走り去る冒険に出ることもできますし、六匹のマペットとタップダンスを踊るタープのある官能的な西部劇も問題ありません。それに、自分がジンジャーブレッドマンになり、パリッと焼き上がったショウガの村に身を沈めるという乱交の幻想に浸りたい場合、おそらくできると思いますが、私たちは試していません。ただし、これが生成型AIの楽しさの一部です。思い描けば、体験できるのです。
もちろん、これはロベンセ社が遠隔操作可能なおもちゃをもっと売るための手段です。「ストーリーの強度が高いほど、おもちゃの反応も強く、速くなります」と同社は保証しています。
ロベンセCEOのダン・リウはテッククランチに対し、「Advanced Lovense ChatGPT Pleasure Companionでは、あなたの思い描く物語を創り、あなたのファンタジーや夢を体現し、完全に没入することができます。Companionの助けを借りて、あなた自身の性的な物語を作り上げ、あなたのセクシュアリティと限界を探求することができます」と述べています。
同社はこの技術を「ベータ版」と位置付け、アプリのすべてのユーザーに無料で提供しています。
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