Appleは、最新のデスクトップOSであるmacOS 14を、WWDC 2023で発表しました。従来通り、今回もカリフォルニア州内の別の都市にちなんで名付けられています。今回は、北カリフォルニアのワイン産地であるソノマになりました。
モバイル側から持ち込まれたもう1つの機能である、ウィジェットがデスクトップに導入されます。これらは使用に応じて自動的に調整され、画面を占めすぎることはありません。また、ウィジェットは対話型で、ウィンドウから画像の選択などができます。
新機能の1つであるゲームモードは、Apple Siliconタイトルの増加に伴い、注意散漫を防ぎます。また、現存するゲームタイトルをOSに移植するための新しいゲームポーティング開発キットも導入され、同社がゲームビジネスにより一層注力すると思われます。コジマ・プロダクションの新作『DEATH STRANDING』の追加も発表され、本人が登場して取り上げられました。
テレビ会議に関しても、同社はより本格的に取り組んでいるようです(Webカメラも改良されました)。その一環として、スピーカーをカットアウトするオーバーレイ機能が導入され、動的な背景の前に表示されます。また、花火などの新しいエフェクトも追加されました。これらは、FaceTime、Zoom、Teamsなどの標準的なテレビ会議アプリケーションと互換性があります。
新しいデスクトップブラウザーであるSafariには、ソノマの風景を含む改良された壁紙が追加されました。プライベートブラウジング用のロック機能や、システムのドックに追加できるWebアプリなど、さまざまな新機能が追加されました。
パブリックベータ版は、今後数週間以内にリリースされ、一般的な提供予定は今年の後半です。
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