非営利団体Arts Helpは、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)のアーカイブに一般公開するための世界初のデジタル気候図書館建設のために、600万ドルの基金を設立する。
1992年に設立されたUNFCCCは、条約に関連する170万以上の紙の文書を保有しており、その多くは劣悪な状態であり、古い目録方法を使用していることがArts Helpの創設者であるMo Ghoneimによって明らかにされた。
Ghoneimは、アナログ形式で保管されている文書、音声記録、テープのデジタル化を行いたいと考えている。その目的は、条約の長い歴史を保存し、ファイルを検索可能で誰でも利用できるようにすることだ。
「私たちは、革新と技術、アートと創造性を統合する能力を活用して、このプロジェクトをサポートし、実現する機会を見出した。」とGhoneimはTechCrunch+に語った。なお、UNFCCCは、この取り組みの緊急性を認めている。
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